株式会社Riparia佐渡メンバー、たなちゃんです。
今年の年始は雪も少なく、のんびりと過ごせた方も多いのではないでしょうか?
新潟移住者に不評なのはこの冬のドンヨリとした曇り空。
雪が降るとパッと明るくなったような気がするのですが
雪かきのことを考えるとあまり降らないでほしくもあり…
とにかく、みなさま日光不足にはご注意を。
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さて今回は私の佐渡のメインワークである地域おこし協力隊という制度と
佐渡で働くことの魅力についてお話したいと思います。
1. 協力隊は無償ボランティア?
佐渡市の場合は現在隊員が15人います。
ひとつの地域で考えたらかなり多い人数ですが、これは佐渡がとっても広い証拠ですね。
そのうちの半数以上は個人事業主としての採用で、仕事をして、その分の委託金を佐渡市から受け取るという形で契約しています。
ひとくくりに「地域おこし協力隊」と言っても、県、市、地区ごとによって契約内容は多種多様!新潟だけでも2021年9月段階で約180人いる隊員の内50%が会計年度任用職員として契約しているので、佐渡の雇用形態の方が少数派ということがわかります。
少し前までの地域おこし協力隊は ‘‘定年後の移住先に住む前のクッション” 的な役割の傾向が強かったのですが、このコロナ禍が影響したのか現在新潟の隊員の内訳としては20代が49%、30代が28%と推移し、その内の半数以上が県外からの移住者なんです!
…とかなんとか説明しましたが、
去年の今頃まで地域おこし協力隊なんて制度全く知りませんでした。
「え、地元の新潟市南区(白根)にもいるの???」と驚いたくらい。
ちなみに地域おこし協力隊は任期後(地域にもよりますが大体1~3年)はその選んだ地域に住み続けることを推奨されているので、資格取得や起業のための補助金など、任期後の保証もあったり。
地方でチャレンジしたい若者には実はおすすめの制度なのでは?と思っています。
ちなみに私の地域おこし協力隊としての活動内容は『みなとオアシス佐渡両津』という地域団体のサポートで、登録施設を核とした両津港周辺の活性化事業(主にイベントの企画と運営)に携わっています。
みなとオアシス自体は国土交通省による取り組みなので、登録されている港は全国で約150か所あり、県内では新潟港と岩船港が登録されているんですよ。
イベント系ねぇ、あまり佐渡&地域おこし “らしくない” ね、と言われがちですが、他の隊員はというと棚田の管理、朱鷺の水辺作り協議会、佐渡ふるさと納税の推進…
…思いのほか “佐渡らしい” な。
もはや異業種のレベルで全く異なる活動をしている隊員たち。
隊員の数だけ佐渡のことに詳しくなれることは、この仕事の良いところ。
佐渡PRのために島外とのお仕事や交流も積極的に行っていきたいです!
2. 「佐渡に仕事なんてあるの?」
佐渡に住もう!と決めてからまず思ったのがコレ。
特に資格も無いし…
農業?漁業?観光業?なんの仕事があるんだろう?
最近私の方にも
「佐渡に移住したいけどどんな仕事がありますか?」
「二(多)拠点生活を佐渡でしたいけどどうやって生計を立てられますか?」
という質問が来るようになりました。
そんな人に私がおすすめしたいのはまずこちら、『佐渡UIサポートセンター』です。
ハローワークにももちろん色々な紹介がありますが、こちらのUIサポートセンターにはより地域に根付いたユニークな募集が多く、せっかくだから佐渡らしい仕事に転職したいという人にはいつもおすすめしています。
生活面の疑問や悩みも本当に痒い所に手が届くところまでまとめられているので佐渡移住前にもぜひ見てもらいたいサイトです。
また、 UIサポートセンターの求人にも掲載のある企業も入る インキュベーションセンター が設立されたり、ワーケーションの促進や関係人口の創出を図るために佐渡市と多拠点ライフプラットフォームを展開する企業が連携するなど、佐渡は今アツい島!
さらに2021年は佐渡への移住者が前年比500人増!
これからどんどん面白い求人や働き方が増えていくと場所だと思うので、
二拠点生活や多拠点生活、島暮らしに興味のある方はマメにチェックを!
3. 佐渡で働くことの魅力
今やパソコンとオンライン環境さえあればどこでも仕事が出来るので、私のように島外の企業とリモートで働くことも可能。
住み込みで宿泊施設で働きながらリモート副業、
果樹農園で果物の収穫や発送をしながらリモート副業、
釣りやサイクリングを楽しみながらリモート副業をかけもち…
冬は酒蔵で蔵人として働いてそれ以外の期間は自分の飲食店を経営している方や、宿泊施設を経営してる方など、佐渡ではむしろこういうダブルワーク的な働き方をしている人の方が多いような印象すらあります。
仕事も、普段の生活も、好きな人と好きな場所で好きな暮らしをしていきたい。
今後も佐渡の魅力や二拠点生活の魅力を発信していくのでよろしくお願いいたします。