こんにちは!リペリア広報のいくみんです!
今回のりぺりあるでは、大学生のままリペリアへの就職を決断し、まもなく卒業を迎えようとしているゆーきゃんに突撃インタビュー!
考えていることや、学んだこと、そしてこれからの想いを振り返ってもらいました。
石川由稀(ゆーきゃん) 1998年栃木県宇都宮市出身。新潟大学人文学部人文学科人間学専攻4年在学中。1年間の大学休学時に株式会社Ripariaで正社員として働いていた大学生正社員。2022年4月より大学に復学し、授業・卒論と仕事を両立しながら9月卒業を目指す。
挑戦したからこそ見えてきた「働く」ということ
―まず、大前提のところから伺いたいのですが、どういった想いで大学生のまま就職しようと思ったのか背景を教えてください。
結論から言うと、大学を休学しながら就職したことは、結果的にそうなった感覚です。正直自分でも驚いています。
「高校→大学→就職」とただ流れに身を任せて生きていることに不安を感じたことが始まりだったと思います。大学に通う意味、就職して働く意味は何なのか、深く自分と向き合った経験から、これまでの自分とは違った選択をせざるを得なくなりました。
卒業を控えた4年生の冬、このまま卒業するか、休学するかを悩んでいる時に、当時サークルの先輩だった代表の室田に「どちらかに決断して前に進んでみたら」と背中を押してもらいました。その言葉がすごく腑に落ちて、納得して休学を選択できました。「休学して、これからの人生と働くことと向き合う」そう決め、ようやく動き出すことができましたね。
そのままご縁でリペリアにインターンとして入社後、2021年4月より正式に社員として就職しました。
―チャレンジしてみていかがでしたか?
「働く」ことに囚われ過ぎなくていいのかもしれないと思えました。
お金を稼がねばならない、世の中に貢献しないといけない、自分自身が成長しないといけない、このような「働く」イメージに囚われ過ぎていたことに気が付きました。
仕事は自分の人生を構成する一部分くらいの認識でもいいのかもしれない。
仕事を楽しんでもいいのかもしれない。
お金を稼ぐだけじゃないのかもしれない。
夢中で目の前のことに取り組んでいたら自然と成長していた、そんなくらいなのかもしれない。
休学してリペリアで働く中で自分自身を縛っていた「べき」思考がいなくなっていました。
仕事をする中で失敗した経験はいくつもあります。考え方や価値観がアップデートされる人との出会いもたくさんありました。仕事に熱中する生き方、仕事とプライベートを切り分ける生き方、会社に勤めて働くだけではない生き方など、色々な生き方があり、どれも自分で選べることを知りました。
―仕事と大学の両立はどうですか?
1年間の休学期間はすごく私を成長させてくれたと感じています。やっぱりそれは、休学して働いてみると自分で決断したからこそだと思います。
あの頃感じた「違和感」に目を背けず、自分を信じて決断してよかったです。あの時休学という決断をしていなければリペリアに入社することもなかったと思います。働いてみて、スタートアップの環境が自分自身に合っているのだと感じました。
1年の休学を終え、2022年4月から大学に復学してからは勤務時間を半分にしていただき、残りの授業を受け、卒業論文を書いています。学業と仕事を両立しているわけですが、恐らくこんな風に働かせてくれる企業はそうないと思います。
メンバーに私の業務をフォローしてもらったり、卒業できるように応援していただいています。自分自身のためでもありますが、応援してくれている皆さんのためにも必ず9月で大学を卒業したいです。
業務を通して見えたモチベーションの源泉
ー現在、どういった業務を担当されているのですか?
仕事内容としては、地方の企業と都会で働く人とのマッチングサービス「ともるい」の運営、自社のSNS運用を担当しています。
「ともるい」ではクライアント企業へのヒアリングから、募集ページの作成〜マッチング支援まで、全体のプロジェクトマネジメントを担当しています。
その他、自分の肩書きがわからなくなるほど横断的に色々なお仕事をさせていただいています。幅広い業務を担っているからこそ会社全体の動きがみえて、自分がなぜこの仕事をやっているのか意味付けもしやすいです。まずは出来ないことや分からないことを減らして、どの分野においても最低限のクオリティは担保できるようになりたいと考えています。
ーやりがいも大きいのでは?
私も就職活動をしていた時期があったのでよく分かりますが、正直新潟には自分がやりたい仕事がないと思っていました。ベンチャー企業といえば東京、成長するなら東京、みたいな風潮がありましたから。
1年間色々な企業様とお仕事させていただいたことで、当時そんな風に思っていた自分はすごくもったいなかったなと感じています。
ありきたりな表現になってしまいますが、本当にたくさんの企業がありますし、自らが先陣を切って新潟を盛り上げている企業、面白い取り組みをしている企業がたくさんあります。企業だけでなく面白い人が多いのかもしれません。知らなかっただけで、面白い取り組みをしている人や企業はたくさんいますし、学生でも積極的に参加している人はたくさんいます。
また、副業ワーカーの方ともお話しさせていただく機会も多いのですが、若くしてバリバリ働いている方や、何かに熱中して生きている方からはすごく刺激を受けます。
チャレンジしている人たちと関わっていられる環境で、自分も頑張ろうと思えます。
ー今後やりたいと思っていることは?
現在、幅広い職種を担当させていただいてますが、特定の職種や業務で突き詰めたいものが明確に見つかっているわけではありません。特定の職種を極めたいというよりは、出来ないことやわからないことを減らしていく中で、自分が夢中になれることや楽しいと思えることを見つけていきたいです。
そのためには未知の領域に挑戦し続けることが大切かな、と思っています。自分が何をやりたいかより、私が面白いと思える人たちと一緒に夢中になれる挑戦をしていたいです。
業務に直結するところだと、「ともるい」のSlackコミュニティをより活発な場所にしていきたいと考えています。Slackに参加してくださっている副業ワーカーの方たちは首都圏に住んでいて、地方や地元に貢献したり関わったりしたいという強い想いをもった方が多いです。Slackに参加することで、地元でどんなふうに活躍できるかのイメージがついたり、地方と心の距離感が近くなったり、そんなきっかけを提供できるような場にしていきたいですね。
また、今は与えられた環境で力を発揮できるよう努めていますが、今後はどんどん自分で土壌を作っていきたいです。代表の室田やCOOの丸山のフォローがなくても、ゼロイチで企画から運営までやって大きな成果を出していきたいです。自分から積極的に外に出て行って、関係を作ってそこから仕事に繋げていきたいです。
新潟で働くということ
ー新潟で働くという選択をしてみていかがですか?
入社してから、業務に応じて佐渡と新潟の二拠点生活をしていました。
代表の室田にも「ゆーきゃん佐渡合いそうだね」と言われてましたが、めちゃくちゃ大好きになりました。地元の方々にも歓迎していただき、今となっては第2の故郷です。
佐渡は色濃く伝統が残っていたり、馴染みながらも新しい風を吹かせようと若者たちが島のために活動をしていたり、本当に面白い島です。地元や大学の友達にも、「ゆーきゃんの発信を見て今度の旅行先を佐渡にした!」と言われることもあり、微力ながら佐渡に貢献できていて嬉しいです。
佐渡の魅力を発信することも大切ですが、自分の活動を発信し続けることが佐渡の魅力発信に繋がると信じているので、今後も継続していきたいとおもっています。
ー新潟のベンチャー企業は珍しいと思いますが、働いてみてどうですか?
代表の室田が起業家なので、新潟県のスタートアップ界隈の方々とも交流させていただく機会が多いのですが、純粋にとても楽しいです。熱い想いをもって真っ直ぐに事業と向き合う姿を見て、こういう環境にいたかったんだなと改めて思いました。みんな事業に夢中になって働いていて、そんな生き方に憧れます。
新潟は全国的にみても起業率が低いそうですが、私自身働いてみてそのような実感はなく、新潟県はすごく盛り上がっていると感じます。「起業なんて自分には絶対無理」と思っていましたが、自分で事業を起こしてチャレンジしている人たちが身近にいると、全くない選択ではないのかもしれないと思えます。
今後について
ーこれからの想いについて聞かせてください。
ゆーきゃん個人としての活躍の幅を広げていきたいです。それはつまり私にとっては生きるように働く、ということなのだと思います。複業に近い感覚かもしれませんが、色々な仕事をしたいというよりは、たくさんのコミュニティに属して色々な人と関わりながら生きていきたいという感じが強いですね。自分にとって意味があると感じられることを続けていき、結果的に社会や周りの人にいい影響を与えられる存在になれたら嬉しいです。
こう思えるようになったのも、周囲に起業家の方たちがたくさんいる環境に身を置いているからかもしれません。「起業」という選択肢だけでなくとも、自分でゼロイチで立ち上げから何をやってみる、といった経験をしてみたいと思えていることは今までの自分では考えられないですね。人前に立つことは苦手ですが、やり方は無限大だと思うので自分らしいやり方を模索していきたいです。
リペリアの今後
ー大きなチャレンジになりそうですね!最後に、リペリアではどのような人が活躍できそうか、イメージがありましたら教えてください。
正社員4名、学生インターン2名、副業メンバー7人というまだまだ小さなベンチャー企業です。多くの方に「迷う楽しさ」を示す、という私たちのミッションのためにもまずは私たちが可能性を制限することなく、様々な選択に迷いチャレンジし続けることが大切です。
これまで自分で決めたものをやり遂げた経験のある人はリペリアでも活躍できると思います。
リペリアでは、一緒に働く仲間を大募集中です!興味がある方はぜひお話しましょう
今日はありがとうございました。卒業まであと少し!がんばってください〜!