事例紹介#11『副業で、複業への大きな一歩を』

『副業で、複業への大きな一歩を』

ともるいは、都会にいながら副業として

地方で働くことができるサービスです。

ともるいライフでは、ともるいを

活用していただいた方々を紹介していきます。

・・・・

今日ご紹介するのは

キッチンウェアブランド「kübell(クーベル)」を運営する宮崎さん

Webマーケターの南さんです。

お二人は令和3年6月ともるいを通じてマッチングし

6月〜8月の3ヶ月間副業として一緒にお仕事をしていました。


アウトドア企業から生まれたキッチンウェアブランド「kübell」

“笑顔が溢れるキッチンウェア”を目指しています。

大切な人とどんな会話を重ねたいか、どんな関係でありたいかを知るきっかけのアイテム

キッチンウェアを通じて毎日の食卓が笑顔で溢れるような場となるように。

 

kübellのECサイト立ち上げに伴い

kübellの世界観を発信していきたいと考える宮崎さん。

今回、地方の企業と都会で働く人とのマッチングサービス「ともるい」を通じて、

kübellのブランドイメージや世界観を発信してくださる方を募集しました。

kübellで販売予定のフライパン。赤と黒の2色展開。

 

【地方企業様】宮﨑俊太(みやざき しゅんた)

株式会社CAMPWILL代表取締役。

キャンプ場の再生運営を主事業とし、キッチンウェアブランド「kübell」の運営を行う。

ブランディングやWebマーケティングのノウハウを社内に取り入れるため

地方の企業と都会で働く人とのマッチングサービス「ともるい」で

コンテンツマーケーティングをしてくださる方の募集をかける。

【副業ワーカー】南拓哉(みなみ たくや)

“湘南に残された最後の蔵元”「熊澤酒造」でレストラン運営とWebマーケティングを行う。

一つの会社に属して働き続けることに違和感を抱き、以前から複業に興味があった。

自身がWebマーケティングを行う中で、他にも同じ課題を持つ人がいるだろうと思い

たまたま見つけた「ともるい」でこのプロジェクトに応募。

 

 

自社での運用を目指しノウハウを共有してくれるパートナーとの出会い

 

ーーーー今回副業ワーカーを募集した背景を教えてください。

 

宮崎:kübellのECサイト立ち上げに伴い、kübellの色や世界観を表現し発信を強化したいと思っていました。

私たちの世界観に共感してもらい、SNSの色々なコンテンツでファンになった人に私たちの商品を売りたいと思っています。

そのような考えはあるものの、私にはブランディングやWebマーケティングの知見がありませんでした。

どなたかにお願いしたいと考えた時に、作業自体を外注するのではなくノウハウや考え方を教えてくださるパートナー的に関わっていただける方を探していました。

他の外部人材活用サービスでは業務を切り出さないといけなかったので、今回のように抽象度の高いことをお願いしようと思うとどうしても難しかったです。

 

ーー副業の方ではなく、正社員の方の採用も視野に入れていましたか。

 

宮崎:正社員で採用するならリモートでなく、顔を合わせてガッツリ関わってもらいたいですね。

山梨県でWebマーケティングに詳しい方となると、正直探すのが結構大変なんですよ。

なので首都圏でスキルを持っている方にスポット的に関わっていただく方が現実的だと思いました。

もともと私自身がリモートでの副業を経験していたこともあり副業の方にお願いするイメージも湧きやすかったですね。

作業ベースでの副業か、企画段階からガッツリ関わっていただく副業、私の副業の印象はこのどちらかですね。

作業ベースの副業だと、どうしてもこちらのニーズに合わせた臨機応変な対応が出来かねることがありますよね。

ライティングのお願いをしてもSEO対策は分かりませんと言われちゃったりする。

その点ともるいでは、抽象度の高い課題のまま一緒に取り組んでくださる方、企画から考えてくださる方という形で募集をかけることができたので、すごくよかったです!

宮崎
宮崎

3ヶ月間の契約でしたが色々な部分でサポートしていただき、SNS運用やブランディングの部分も含めてある程度自走できそうな体制が整いました!

 

人に喜んでもらいたい。その想いで副業も。

 

ーーーー今回、副業をやろうと思ったきっかけを教えてください。

 

南:3年程前から複業での働き方を模索していました。

これからの時代、一つの会社に属して働き続けるよりも色々な所に収入元が複数ある働き方が主流になるだろうと感じていたんですよね。

現在勤めている会社が副業解禁になったので、せっかくなら時給などの時間労働ではない働き方をしたいなと思ったんです。

今は熊澤酒造のレストラン店長として働きつつ、HPの改善やECサイトの改善・運営、SNS運用などWebマーケティングの仕事もしています。

私自身もまだまだ手探りな中で、ひょっとしたら他の会社もWebマーケティングの部分に悩みを抱えているのではないかと思いました。

Webマーケティング専門の人を雇うほどの仕事量でもない、でもスポット的に関わっていただける人がいてくれたらいいのに。って思うことがあるんです。

南

自分も副業を経験してみたかったですし、今の仕事の経験から困っている方の力になれるのではないかと思いました!

 

色々なサイトで副業を探す中「ともるい」を見つけたという

 

南:Instagram広告でともるいを見つけて、これだ!と思いましたね。何か役に立てることがあればと思い案件を色々見ていました。

もともと役者をやっていて、その頃から変わらず人に喜んでもらいたいという想いがずっとあるんです。役者を辞めた今も、喜ばせる手段が変わっただけで根底にある想いは変わっていません。

今回CAMPWILLのプロジェクトを見つけ、これまでの経験が活かせそうだと感じたので応募しました!

熊澤酒造での南さん

ともるいはプロジェクトに対する想いへの共感からのマッチングサービス。

南さんにまさに体現していただけて嬉しいです!

 

 

業務をこなすだけでは味わえないエネルギー高いお仕事

 

ーーーーECサイトの立ち上げに伴いkübellの世界観を発信していきたい、とのことでしたが実際にどのような業務をお願いしましたか。

 

宮崎:今回はコンテンツマーケティングを通じてkübellのECサイトへの流入を目標に掲げていたので

南さんにはSNSマーケティング、特に効果が期待できそうなInstagram運用をお願いしていました。

エンゲージメント率を高めるためには、kübellアカウントをフォローしてくれる人を増やすにはどうしたらいいのか、試行錯誤しながら運用していただきました。

kübellのフライパンの一般販売がまだなので、投稿のコンテンツが途切れないようにするのが難しく

新たにデザインを作るのではなく他の投稿の力を借りながらkübellの世界観を発信していきましょうと提案していただきました。

リモートでの仕事もお互い慣れておりテキストベースのやりとりもスムーズで有り難かったです。

宮崎
宮崎

仕事中は「海派」「山派」の話で盛り上がることもありましたよ!

 

南:今回、宮崎さんお一人でSNSを運用されるとお聞きした時はとても驚きました!

私との契約が終了した後も継続的なメディアにするためにはどうしたら良いかを考えなくてはならなかったので、すごく頭を使うお仕事でしたね。エネルギーたくさん使いました。

kübellとしてフライパンを売り出すことは決まっているけれども一般発売は行われていない中で、素材がないものの世界観をどう表現していくか、一番悩み向き合った課題でした。

もともと契約が3ヶ月間と決まっていたので、短期間の中で成果を出さねば!とプレッシャーを感じる時もありましたね。

正直、宮崎さんのご要望にお答えできたのか不安な部分もあります。

熊澤酒造では、スタッフが本業の傍らSNS運用やEC運用を行っているので、そのノウハウを活かしいかに宮崎さんが負担なくSNS運用を行えるかを重視しましたね。

SNS運用もある程度やり方があるので、力を注ぐ部分とそうでない部分を分け、継続的に運用していけるようなメディアへと育てました。

南

試行錯誤の3ヶ月間でしたが、こちらが学ばせていただくことの多い実りある経験でした。

 

kübellのInstagramアカウント

 

 

複業へ、一歩踏み出したい自分の背中を押してくれた

 

ーーーー今回の副業経験を通じて、どのような気付きや学びがありましたか?

 

南:本業のWebマーケティングのお仕事はもともとあるECサイトやSNSアカウントをどのように運用していくかを考えることがメインです。

今回は1からの立ち上げだったので、マーケティングやブランディングについてさらに勉強しましたね。

宮崎さんと一緒にターゲット決めや効果的な投稿方法などを相談しながら進めていきました。

もともとあるものを運用するのと1から立ち上げるのでは考え方や使う筋肉も全く異なるので、逆に本業にこの考えを応用できています。

また経営者である宮崎さんと一緒にお仕事する中で、経営者の考え方や商品に対する熱い想いを肌で感じることができたのもとても貴重な経験でしたね。

本業でも社長との距離は近いものの、一緒に働くということはほぼないので。

 

ーーそうですよね。普段関わることのない方とお仕事すると多くの気付きがあると思います。今回の副業経験は今後の人生や働き方にどのように影響すると思いますか?

 

南:そうですね、以前から複業を考えていましたが、どうしても1から始めるとなるとかなりハードルが高く…

今回の副業経験は一歩踏み出したいけど何から始めたらいいか分からない、そんな私の助けになりました。

自分がどんなスキルを持っているのか分からない、もしくはスキルがあるのにそれに気付いていないことはよくありますよね。

今回自分のスキルが分かり人生の棚卸しができたことで、ひょっとしたら他にも仕事にできる部分があるかもしれないと思いました。

自分で1からもう一つの業を作るというのはハードルが高いんですよ。

何か始めたいけど何から始めたらいいか分からない、そんな私が一歩踏み出すきっかけになりました。

南

ともるいはその「一歩」を後押ししてくれるサービスだと思います。

また面白そうな副業案件があればぜひまた応募したいです!

聞き手:石川
聞き手:石川

そう言っていただけてとても嬉しいです!

南さんの人生の選択肢を増やすおせっかいができていたら光栄です。

 

宮崎さんと南さん

試行錯誤を繰り返しながらも走りきった3ヶ月

kübellを通じて多くの人の家族との大切な時間が

増えるといいですね。

2021.10.29


ともるい|株式会社Riparia

キッチンウェアブランドのコンテンツディレクターを募集