【対談記事】採用サイトをリニューアルしました！

企画〜デザインまでをすべてメンバーが一丸となって検討を進め、リニューアルをしたリペリアの採用サイト。

実際に制作をリードした＠りょーさんとサイトデザインに携わった @里芋太郎に、制作時の想いや裏側についてインタビューしてみました。

メンバープロフィール

@りょーさん
高野涼（たかのりょう）
株式会社Riparia ディレクター・人事
新卒で大手菓子メーカーに入社し、営業、人事を約5年半経験。Ripariaへ入社後は、各事業のディレクションを行いつつ、人事業務を担う。趣味はドライブ、お酒、野球。

@里芋太郎
丸山太一（まるやまたいち）
株式会社Riparia COO
マーケティングから社会人キャリアをスタートし、その後広告代理店へ転職。
WEB事業部を立ち上げ部門長を3年ほど務めた後、退職しRipairaへJoin。
現在はマーケティングからデザインなどの制作まで実行できる総合力と、事業戦略や予算配分、マネジメントなど部門長を務めた経験から業務執行全般の責任者を担う。

―今回のコーポレートサイトリニューアル実施の背景を教えてください。
りょーさん：リニューアルの目的は『採用の強化』です。
サイトリニューアル前も採用はしていましたが、企業の規模感としても求人媒体を使用するいわゆる “受けの採用” でした。しかし、「一緒に働く仲間が重要」である、というのはメンバーの総意でもあり、今後は “攻めの採用” へ転換したいと考え、まずは受け皿となる採用ページの情報を充実させようという決定が、リニューアルの背景になります。

とにかくそこで、リペリアの特徴やスタンスをできるだけ開示し、同じマインドを持っていただける方・共感いただける方に入社いただきたいという想いがありました。
　　　　

―それぞれ、どのような役割分担を担っていたのでしょうか？
里芋：『会社としてどう成長していきたいか』『今のフェーズにおいてはどんな人を採用すべきか』などを代表を含めた僕たち3名で擦り合わせ、コンテンツ設計は僕がしつつ、細かい具体的な発信内容はりょーさんが担当しました。
　　　　　　

―ノーコードツールのSTUDIOを採用した背景は？
里芋：まずリぺリアのコーポレートサイトのシステムをSTUDIOで構築していることが挙げられます。ノーコードツールと言う通りSTUDIOはコーディングが不要なので、開発期間を圧縮できることが魅力です。また、エンジニアの工数を削減することが可能です。

複雑なシステムを組もうとすると今はまだ少しパワー不足な部分もありますが、地方ビジネスをご支援するにあたっては十分なサービスですので、リぺリアでは積極的に活用していますね。

ノーコードと聞くと「グレードを落として安く済ませる」と捉えられることも少なくないのですが、限られた予算の効果を最大化するため、本質的な部分である戦略やデザインに注力しませんかと、お客様にもSTUDIOをご提案することが増えています。

短い期間でコンパクトに構築できること、自社のコーポレートサイトを実際にSTUDIOで構築し、自社で試行錯誤した上で成果に繋げたいという2つの理由から、STUDIOを採用しています。

―なるほど。では、採用サイトのコンセプトは？
りょーさん：『挑戦』と『個性』を採用サイトのコンセプトとしています。
このふたつのワードは会社全体として、そしてメンバーが大事にしていることでもあります。これから一緒に働いていただける方にもこの特徴を知っていて欲しいという意味で、この2点にフォーカスしています。
　　　

―そういった中で、デザイン方針はどう決めたんですか？
里芋：コーポレートサイトは明るい自社のカラーをベースに、いわゆるTHEコーポレート感を出していますが、デザインやクリエイティブを提供する会社なのであしらいや遊びの部分は少し多めに入れています。

採用ページもコーポレートサイトの雰囲気を踏襲しつつ、伝えたいメッセージはしっかり目に止まるように背景色やフォントを変えたりとアクセントを加えました。割と好き勝手やってるデザインですね。(笑)
　　　　

―「リペリアノカタヨリ」、「リペリアノイロドリ」は他ではあまりみないコンテンツですが、どのようなアイディアから生まれたのでしょうか。
りょーさん：総合適性検査のような、会社の中身を数値化して分かりやすく出来たらいいよね、という話があったんです。まだ少人数の会社なのでひとりひとりのメンバーと接する機会も多いですし、メンバー同士が同じ方向を向いて働いてほしいと思っています。リぺリアで働く前に会社やメンバーを知ることで、会社と求職者の方のお互いのミスマッチを防ぐことができるのではと考え、このコンテンツを加えました。

里芋：人数も少ないですし、ひとりが及ぼす影響がとても大きいんですよね。
また、先ほどりょーさんがお話したように、リぺリアでは個性を大事にしています。採用ページに単に “個性豊か” と書いてあっても「ふ～ん」で終わってしまうので、チームやメンバーの個性をチャートやグラフで視覚的に表現してみました。

―RIPARIA’S DOorDON’Tも明確に仕事のスタンスを示していますよね
りょーさん：これはリペリアの仕事や考え方のスタンスをはっきりと表現しています。
ひとつ前の質問と似ていて、『リペリアはこういう会社ですけど、あなたの考え方とマッチしていますか？』という投げかけですね。

多様性はとても重要なので、必ずしも一致している必要はないんですが、カルチャーマッチすると感じていただけたり、「こういう環境で働いてみたい！」と思っていただける方に応募していただけると嬉しく思います。

里芋：「紙媒体は苦手だから強味であるWEBで勝負させてほしい」「慎重になりすぎて成長が遅くなるよりは、色々試してみよう！」など、あくまで僕らのDO / DON’T であって、GOOD / BADではないんですよね。

採用を強化したい今のリぺリアではこちらを選ぶ、といった指針を明記しました。
かなり思い切ってはいますが、僕らが求める人達の心に刺さって、その人達と出会えることの方が価値があると思います。逆に、会社としてもそういう人が入ってきてくれないと次の成長は無いのかなと思います。

そもそもリぺリアは挑戦していくことを大事にしている会社なので、これらをはっきりと明記することに迷いはありませんでした。

―個人的には、エントリーボタンが「人事の高野に連絡する」というボタンになっているのもすごく好きです（笑）
里芋：これは僕が決めました(笑)。
先ほども話したように、リぺリアはまだひとりの社員がひとつの領域を担うという段階なので、求職者の方にも「高野さんがリぺリアの人事で、高野さんとやりとりするんだな」と思っていただきたくて。

また、このページで唯一単独写真が掲載されているメンバーなので、りょーさんに向けて「人事としてこの領域は信頼してお任せします」という想いもこもってます。

りょーさん：最初はやっぱり嫌でしたよ(笑)。
普通に恥ずかしいし、もっと人事っぽい写真を撮っておけば良かったなと…。
でも今は、「よっしゃ！やってやろう！」って気持ちです。

―どのようなメンバーとともに働きたいですか？
りょーさん：能力・スキルはもちろん大事ではあるのですが、一番は挑戦する気持ちや個性を求めています。また、主体性とやる気がある人が第一優先で、スキルだけで採用するわけではありません。前面に出している・いないは問わず、気持ちがアツい人が欲しいです！

里芋：僕も熱意と当事者意識がある人と働きたいですね。
僕らがそのポイントを重視する最たる理由として、重ね重ねお話するように企業規模が小さいということが挙げられます。指示された仕事を適切に処理したい、といういわゆる「受け身」の方は向かないかもしれないです。自らで考え、動くことができる方だといいですね。

企業規模が小さいということは、本人の裁量が大きいということ。
まだまだ余白が多い会社です。その人が熱意と当事者意識を持って取り組んでいけば、その人がチームを持つことも出来ます。「この面白いフェーズに乗りたい！」と思っていただける方に来ていただきたいですね。

―いまの募集ポジションは？
りょーさん：ディレクター、Webデザイナー、佐渡ローカルパートナー…
全ポジションにはなるのですが、特にWebデザイナーを募集しています！

里芋：Webデザイナーとして応募される方には、実践力を求めています。
ある程度の実務経験か、実務経験に近いレベルの能力を求めています。新卒の方でも、学生時代に商業レベルの仕事の経験やスキルがあれば全く問題ありません。

現在、リぺリアにはデザイナーとして明確に役職を持っているメンバーが少ないので、「先輩に教えてもらう」というよりも自分で考え、行動し成長する姿勢が必要になります。もちろん先輩も教えますが、マイクロマネジメントは会社のスタイルに合わないので、主体性を持って推進していっていただきたいですね。

今のリぺリアが欲している人は、この段階のベンチャー企業の雰囲気を楽しみながら、デザイン部門の責任者を担っていただける方です。自治体とのお仕事から地域の中小企業様のご支援まで、幅も広いです。提案の幅が広いユニークな案件も多いので、案件を通してデザインだけではなく、企画や案件の進行など＋αのスキルアップのチャンスも多いと思います。

クリエイティブメンバーとして入社される方とは、僕と肩を組んで働いていけると嬉しいです。