『副業をきっかけに故郷へ』
ともるいは、都会にいながら副業として
地方で働くことができるサービスです。
ともるいライフでは、ともるいを
活用していただいた方々を紹介していきます。
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今日ご紹介するのは
釣りアプリ「FishRanker」を運営する谷川さん
Webマーケターの本多さんです。
お二人は令和3年4月ともるいを通じてマッチングし
現在も副業として一緒にお仕事をしています。
釣るよろこびを最大化するゲーミング釣果記録スマホアプリ「FishRanker」
運営しているのは株式会社SIIG。Webサイト制作を行う会社です。
新たにFishRankerのWebメディアの立ち上げを進める谷川さん。
ベテランの釣り人はもちろん、釣りをしたことがない初心者の方も
使っていただけるようなメディアへ。
今回、地方の企業と都会で働く人とのマッチングサービス「ともるい」で
FishRankerの記事のライターを募集。
FishRankerの目指すWebメディアを共に創っていただける方を募集しました。
釣り初心者でも“何者か”になっていけるようなメディアへ
ーーーーFishRankerとしてどのようなWebメディアを目指しているのでしょうか。
谷川:釣りの予備知識が全くない人やこれから釣りを始めたい人が、記事を辿っていくことで釣り人としてステップアップできる、そんなWebメディアを目指しています。
釣りを全くしたことがない、何から始めたらいいんだろうという人にこそぜひ使って欲しいですね。
FishRankerには、特定の魚であったり◯センチ以上の魚を釣ったら称号がもらえるというクエストの仕組みがあり、そのヒントが得られる記事を作成しています。
ーーすみません。FishRankerは上級者向けのアプリだと思っていました。
谷川:そうなんです。もともとはベテラン釣り人向けのアプリでした。
Webメディアは、ビギナーの方もアプリを入れることによって何者かになっていけるような、間口の広い位置付けにしていきたいです。
そしてさらにFishRankerを使う人が増えて、多くの人に釣りの魅力が伝わると嬉しいですね。
今後も新しい機能を追加していく予定なので、年内に1万ユーザーを目指します!
私も釣り初心者ですがFishRankerをきっかけに釣りを始めてみたくなりました!
アプリがあれば釣りをする時の心強い相棒になってくれますね。
自分の指針に沿って生きてきた副業ワーカーの本多さん
ーーーー本多さんは佐渡出身だそうですが、島を離れてから現在に至るまでどんなストーリーがあったんですか?
本多:高校卒業のタイミングで島を離れ、群馬県の大学へプログラミングを専攻として進学しました。
佐渡は結構閉鎖的な感じがあるので、親からはよく手に職つけろと言われていてプログラミングをやっておけば間違いないと思っていました。
これから先どんな仕事が儲かるのかなんて全く分からなかったので。
プログラミングにあまり面白さを感じられなかったものの、大学生協の仕事や釣りには熱中してましたね。
1年間休学してバックパッカーとして海外まで釣りに行くくらい当時から釣りは好きでした。
就職する時は安定や世間体ではなく、面白い未来が描けそうか自分の欲しいスキルが身につきそうか、その辺りを大事にしていましたね。
広告・Webマーケティング系のベンチャー企業を経験し、現在は立ち上げから関わっているヘルスケアのスタートアップでWebマーケターとして働いています。
なんか違う、なんか違う、を繰り返して現在に至るって感じですね。
外部のものさしではなく、自分の感性に従って生きていることが素敵ですね。
ーーーー「ともるい」FishRankerの案件に応募したきっかけを教えてください。
本多:Twitterで今回の「ともるい」FishRankerのライター案件を見つけました。
ライターの副業はよく「記事何本書いて欲しい」という募集の仕方がされていますよね。
ともるいでは「メディアを一緒に作ってくれる人を募集」という書き方がされていたのが印象的でした。
募集の仕方がぼんやりしていたので、何か新しいことにチャレンジしたいチャレンジしなきゃと思っているものの
何をどうやったらいいか分からない、何から始めたらいいかが分かっていない状態だと伺えたんですよね。
FishRanker自体面白い事業だと思いましたし、困っているように感じたので思わず応募してしまいました。
幸いにも欲しいとしているスキルを自分がたまたま持っていたのも良かったです。
募集を見た瞬間に何が課題だか分かる、と本多さん。
本多:記事を作ることは決まっているがメディアの成長戦略が決まっていない、もしくは決められない理由があるんだろうなと思いました。
アバウトに書いてあったので、逆に課題が見えやすくこちらも提案しやすいなと思いました。
どういう記事作りどんな風に回すのかが明確に決められていない時は、企業さんは知見がある人を頼った方がいいんですよ。
単純に記事を書く仕事なら他の外部人材活用サービスで募集した方が早いと思います。
その部分を素直に表現できているところが、ともるいならではで素敵だと思います!
ただ仕事をお願いするのではなく、
一緒にプロジェクトを推進する“仲間”を募集するような書き方を意識しています。
本多:単純なタスクではなく提案や相談がもらえるのは信頼性があるからだと思いますね。
逆に、見ず知らずの人に企画を頼むのは難しいですよね。
関連性のあるところでタスクでなく、もう一段上の提案ができるというのは信頼性が高い証拠だと思います。
信頼性が築かれている上でなら、業務が細かく切り分けられてもいいしざっくばらんな相談でもいい。
もし他の外部人材活用サービスに応募するとなったら、ざっくばらんな案件には応募しないですよね。
ともるいの案件は素敵で面白いものが多く、世の中に知れ渡って欲しいと思うからこそ成長すべきだと思ってますし、手伝いたくなります!
協力できることがあれば全然やります!
お金はちょっともらえたら嬉しいけど、なんでも良いよーって感じですね。
副業と相性が良いWebライター
ーーーー谷川さん、ともるいに募集を出してみていかがでしたか。
谷川:今回、初めてとなるWebメディア立ち上げのために募集を出しました。
もともとFishRankerの事業の主軸はスマホアプリなので、Webメディアに割けるリソースがありませんでした。
本多さん以外にも5名の方にお願いし、皆さんにライターとしてご活躍いただいています。
もともとFishRankerのユーザーで、興味を持ってくれていてともるいの記事を見て応募してくれた方もいらっしゃいました!
優秀な方ばかりで、こちらが教えていただきながらWebメディアの構築ができているのでとても助かっています。
皆さん自身が釣りに行かれる方々なので、記事に使う写真素材を一緒に撮ってきてくれるんです。
ライターは本業のスキマ時間でできるお仕事なので、副業とはとても相性が良いと思いますよ。
趣味の釣りでのライティングなので、楽しんでお仕事していただけているようで嬉しいです。
ーー趣味の延長で仕事に繋がる働き方、良いですね。
谷川:ともるいは、コロナで地元や地方に対する意識がより一層強く芽生えたこのご時世にフィットするサービスだと感じます。
今回初めて副業ワーカーを募集しましたが、本多さんとうちみたいな関わりが増えることは本当に素敵だと思います。
「副業×地方」というのが前提になっているから募集する側も応募する側も心理的なハードルが下がるのではないでしょうか。
求人情報サイトが「副業も受け付けてますよ」と謳っても応募するのはなかなか難しい。
ともるいはアットホームな感じがあるので、そこも安心して応募できる部分だと思います。
ーーーー谷川さんはリモートワークでどんなことに気をつけていますか。
谷川:もともとコアメンバーがほぼフルリモートということもあり、リモートでの仕事で困っていることは特にありません。
分野が「釣り」なので土地によって釣れる魚や釣り方が異なるため、全国各地の方に関わっていただくことが大事になってきます。
今回複数人の方とお仕事することになり、初めのマニュアル作りは徹底して行いましたね。
それぞれ価値観も違う中でプロジェクトを進めるため、全体でのミーティングの場も設けFishRanker全体として目指す方向性の共有、認識合わせ、目線合わせも丁寧に行いました。
皆さんには言葉選びを慎重に行ってもらいたいので「次の釣り人に自信を持って勧められるコンテンツを作る」ことを意識して記事を作成してもらっています!
どのような意識を持ってライティングをして欲しいか、思想的な部分の言語化に特に気を遣います。
主体的にプロジェクトに関わることのできる楽しさ
ーーーー本多さんのFishRankerでの実際のお仕事はどのような感じですか。
本多:マーケティング全般を担っています。
例えば、〇月までに〇人FishRankerのユーザーを獲得したいという目標があったときに、FishRankerは今何をすべきかを考えなくちゃいけないですよね。
広告運用なのか、まずはプロダクトの開発なのか、投資家は何を必要としていて、何があると次のラウンドで有利になるのか、そのためにはどんな機能とユーザー層を集める必要があるのか。
そもそも事業が成功するためにFishRankerは今何をやるべきか、みたいなところまで掘り下げて考えています。
これも偶然なんですけど今自分がスタートアップで働いているからこそ、本業での調達の流れを間近で見てたので提案や話ができるんですよね。
マーケティング業務に加えてライター業務も行っているそう。
本多:もちろん、ライターの業務もやっていますよ。
これ書いてって言われたものだけを書くのではなく、自分で考えて提案して記事を書いて運用もしています。
口ばっか出して手を動かさない人は給料泥棒ですからね。笑
ーーふふふ。ちなみに本多さんはどんな記事を書いているんですか?
本多:どんな記事…。なんかちょっとそれは恥ずかしいですね(笑)まあ、エッセイみたいなものを書いています。
FishRankerを使ってくれる人が増えるためにはどんな内容を書いたら良いかを常に考えていますね。
世界観を伝える記事が必要なのか、釣りのノウハウを伝える記事が必要なのか、その割合は?ノウハウの記事を出したら自社を紹介する記事も必要になるよね、みたいな設計をしています。
やることはたくさんありますが、楽しみながらできています!
谷川さんとの出会いを通じて、故郷へとUターン
ーーーー本多さん、佐渡へUターンされるとお聞きしたのですが。
本多:そうなんです、一旦半年間程戻ろうかなと思っています。
もともと本業がどこで働いても大丈夫な環境なんです。社員のほとんどは会社の近くに住んでいないですしね(笑)
僕もそのようなリモートの環境で、だんだん成果が出せるようになってきたこともあり、今回念願だった佐渡へUターンすることにしました。
実際、東京しんどいですからね。何をするにもお金がかかるしその割に無機質だし。肩身の狭い思いをすることが多々ありますよ。
どこか離島へ移住しようかとも考えましたが、FishRankerとして今後も面白いことをやるお話も伺っていたので、せっかくなら佐渡でいいじゃん!ってなりました。
佐渡は空気が美味しいところが本当にいいですよね。今からとても楽しみです!
佐渡、私も大好きです!
副業をきっかけに地元へUターンする、私たちがともるいを通じて実現したいこと。
本多さんが実行してくださりとても嬉しいです。
本業も副業も佐渡での暮らしも、全力で楽しんで頑張ってください!
谷川さんと本多さん
FishRankerと本気で向き合い全力疾走する日々
初心者からベテランまでみんなが釣りを楽しめる
そんなメディアになっていくと良いですね。
2021.10.11